AsIs業務フロー

最終更新日: 2025年12月30日

現状の業務を整理し、問題点を見つける

AsIs業務フロー(現状業務の可視化)

機能概要

現在の業務プロセスを直感的な図(フローチャート)として作成・整理します。

利用シーン

システム化の前に、「誰が・いつ・何を」しているのか、現状の業務の流れを正確に把握したい場合に使用します。

主な機能

  • 業務フロー図の作成・編集
  • チームメンバーとのリアルタイム共同編集
  • 各ステップへのコメント・注釈追加
  • Excelデータや画像からのインポート機能
  • AIによる改善点提案

操作方法

業務フローの作成

  1. 左サイドバーの「業務整理」→「AsIs」→「業務フロー」をクリック
  2. 「新規作成」ボタンをクリック
  3. モーダルダイアログで以下を入力:
    • 業務フロー名(必須)
    • ステータス(必須)
    • 説明(必須)
  4. 「保存」ボタンをクリック
  5. 業務フロー編集画面が表示されます

ノードの追加

方法1: 右クリックメニューから追加

  1. 業務フロー編集画面の空白部分で右クリック
  2. 表示されるメニューから追加したいノードの種類を選択:
    • ActionNode(業務アクション)
    • ConditionNode(条件分岐)
    • MemoNode(メモ)
    • IssueNode(確認事項)
    • Section(セクション)
    • SubSection(サブセクション)
  3. クリックした位置にノードが作成されます

方法2: 画面下部のメニューから追加

  1. 画面下部のメニューバーから「Node」ボタンをクリック
  2. 追加したいノードの種類を選択
  3. 画面上の任意の位置をクリックしてノードを配置

方法3: エッジから自動作成

  1. 既存のActionNodeまたはConditionNodeの接続ポイント(ハンドル)をドラッグ
  2. 接続先の位置までドラッグして離す
  3. 自動的に新しいActionNodeが作成され、エッジで接続されます

ノードの編集

  1. 編集したいノードをクリックして選択
  2. ノード上に表示される編集ボタンをクリック、またはノードをダブルクリック
  3. 表示される編集モーダルまたはドロワーで以下を設定:
    • ActionNode: 内容、モード、時間、頻度、Input、Output、業務パターン、アクター
    • ConditionNode: 内容、選択肢、モード、時間、頻度、判別基準、業務パターン
    • MemoNode: 内容、URL、画像
    • IssueNode: 内容、URL、チェック状態
  4. 各項目を入力・選択
  5. 「保存」ボタンをクリック(Cmd/Ctrl + Enterでも保存可能)

エッジ(接続線)の作成

  1. ノードの端にある接続ポイント(ハンドル)をクリック
  2. 接続先のノードの接続ポイントまでドラッグ
  3. 接続先のポイントで離すと、エッジが作成されます

ノードの移動

  1. 移動したいノードをクリックして選択
  2. ノードをドラッグして任意の位置に移動
  3. 自動保存されるため、手動で保存する必要はありません

ノードの削除

  1. 削除したいノードをクリックして選択
  2. ノード上に表示される削除ボタンをクリック
  3. 確認ダイアログで「削除」を確認

アクターの追加・編集

  1. 画面下部のメニューバーから「Actor」ボタンをクリック
  2. アクター管理ドロワーが開きます
  3. 「+追加」ボタンをクリック
  4. 以下を入力:
    • アクター名(必須)
    • 種別(「人」または「システム」を選択)
  5. 「保存」ボタンをクリック
  6. アクターの順序はドラッグ&ドロップで変更可能

セクションの追加

Section(セクション)の追加

  1. 画面下部のメニューバーから「Section」ボタンをクリック
  2. 「Section」を選択
  3. 画面上部の空白領域をクリック、または任意の位置で右クリックして「Section」を選択
  4. セクション名を入力
  5. セクションの両端をドラッグして幅を調整

SubSection(サブセクション)の追加

  1. アクターを設定すると、アクター内にSubSection専用エリアが表示されます
  2. 画面下部のメニューバーから「Section」ボタンをクリック
  3. 「SubSection」を選択
  4. アクター内の空白領域をクリック、または任意の位置で右クリックして「SubSection」を選択
  5. サブセクション名を入力
  6. サブセクションの両端をドラッグして幅を調整

業務パターンの追加

  1. 画面下部のメニューバーから「Pattern」ボタンをクリック
  2. 業務パターン管理ドロワーが開きます
  3. パターン名と割合を入力
  4. 「保存」ボタンをクリック
  5. ノード編集時に「業務パターン」から該当パターンを選択

コメントの追加

  1. コメントを追加したいノードをクリック
  2. ノード上に表示されるコメントアイコンをクリック
  3. コメントドロワーが開きます
  4. コメント内容を入力
  5. 「更新」ボタンをクリック(Cmd/Ctrl + Enterでも保存可能)

ズーム・パン操作

  • ズームイン/アウト: マウスホイールで拡大・縮小、または画面右上のコントロールボタンを使用
  • パン(移動): 画面上をドラッグして移動、または画面右上のコントロールボタンを使用

業務フローの保存

  • 業務フローは自動保存されます
  • 手動で保存する必要はありません
  • 「フロー」タブを離れても作業内容は失われません

業務フローのエクスポート

  1. 画面右上のダウンロードボタンをクリック
  2. JSONファイルが自動的にダウンロードされます
  3. ダウンロードしたJSONファイルは、別のプロジェクトへのインポートやバックアップとして活用可能

関連機能

AsIs業務分析(課題の抽出)

機能概要: 作成された業務フローをAIが分析し、ボトルネックやリスクを自動的に検出します。

利用シーン: 業務フロー作成後、客観的な視点でプロセス上の問題点を洗い出したい場合に適しています。

主な機能:

  • 業務フローの自動分析
  • 問題点・課題の自動抽出
  • 改善ポテンシャルの提示

AsIsソリューション検討(解決策の立案)

機能概要: 抽出された課題に対する具体的な解決策を策定・管理します。

利用シーン: 発見された問題点に対し、システム化や運用変更による解決アプローチを検討する際に使用します。

主な機能:

  • 解決策アイデアのリストアップ
  • 複数の改善案の比較・整理

ドキュメント情報(関連資料管理)

機能概要: 業務フローに関連する帳票や仕様書などのドキュメントを紐付けて管理します。

利用シーン: フロー図だけでは表現しきれない詳細資料を、業務プロセスとセットで管理したい場合に使用します。

主な機能:

  • 関連資料の登録・管理
  • 業務フローと資料のリンク設定

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