システム構成とデータの保存先
PC、テスト対象、共有サーバー、AI、外部連携の役割と、データの置き場所を説明します。
Acsim Test は利用者の PC で動くアプリです。テストの実行もその PC から行い、PJ や実行結果は共有サーバーを通じてチームで確認します。
全体の構成
役割の関係を示した図です。Acsim Desktop との設計書連携も、Acsim 側のサービスを通して行います。
それぞれの役割
| 場所 | 役割 | 利用者が確認すること |
|---|---|---|
| 利用者の PC | アプリと実行ツールを動かす | 必要なツールを使えるか。テスト対象へ接続できるか |
| ソースコードのフォルダ | 生成したコード・データ・証跡を保存する | 開発担当者が指定したフォルダを選んでいるか |
| テスト対象 | 実際に操作・通信・負荷を受ける環境 | 今回実行してよい URL・アカウント・環境か |
| 共有サーバー | 参加メンバーが同じ PJ や結果を確認できるようにする | 正しいテナントとワークスペースを開いているか |
| AI | テストの準備や結果の判定を支援する | 入力資料と生成・判定内容が目的に合っているか |
| 外部の課題管理 | 不具合を担当者に渡して追跡する | 起票先のプロジェクトが正しいか |
チームで共有するもの・PC に残るもの
| データ | 主な保存・共有範囲 |
|---|---|
| ワークスペース、PJ、参加メンバー | 共有サーバーで管理 |
| 取り込んだ設計書・テスト仕様書 | PJ の資料として共有。取り込む資料の内容を確認する |
| ケースの状況、実行者、日時、実行結果 | サーバーへ届いた結果をほかの PC でも確認可能 |
| 生成したテストコード・テストデータ | ソースコードのフォルダに保存。共有可能なファイルはサーバーにも送る |
| 実行の動画・画像など | 実行した PC の記録を参照するものがある。すべての証跡が他の PC に揃うわけではない |
| ツールの生の出力・詳細ログ | 秘密情報を含むことがあるため、PC 内だけに残すものがある |
| ログイン用パスワード、個人で登録した API キー | PC の保護機能を使って保存。通常は画面にそのまま表示しない |
| ソースフォルダ、追加の対象 URL、GitHub / Backlog の連携設定 | PC ごとの設定 |
別の PC でテストを実行する場合は、その PC でもソースコードのフォルダと必要なツールを準備します。共有された PJ が見えていることと、その PC ですぐ実行できることは別です。
AI に渡る情報
テストコードやデータを作るとき、AI はテストケース、設計書、ソースコードなどの必要な情報を参照します。AIテストでは、対象アプリの画面を使って操作と判断を進めます。社内の資料や画面を扱う前に、組織の AI 利用方針と利用する AI の契約を確認してください。
通常、Acsim にログインし、独自の AI 設定がなければ Acsim の AI を利用できます。個人の API キーやプロジェクトの設定がある場合は、そちらが優先されることがあります。設定の変更は担当者と相談してください。
接続できないとき
共有サーバーへ送れなかった実行結果は、まず PC に保存されます。通信が戻った後の再送や表示には条件があるため、チームへの報告前に共有先でも結果を確認してください。ログインできない場合は「接続診断を開く」の結果を管理者へ渡します。
補足:ネットワーク・設定を確認する担当者向け
テストサーバーの接続先はログインした環境に従います。対象サイト・API、Acsim の認証と共有サービス、利用する AI、外部連携先への通信が必要です。必要な接続先は組織の環境に合わせて確認してください。
ソースコードのフォルダに .acsim-test/config.* または対応する package.json の設定がある場合、アプリはその設定を使います。設定ファイルとテストコードは PC 上で実行されるため、出所を確認したフォルダを使ってください。出力先の既定はそのフォルダ内の .acsim-test/ です。