AI エージェント(Claude・Codex)から使う
CLI 連携で、Claude Code・Claude アプリ(Code)・Codex CLI・Codex アプリから、対象のソースコードのフォルダで Acsim Test のテストを作成・実行します。
動画では、お試しセットの demo-shop に撮影用に用意した商品検索の 2 ケースを実行します。テスト対象と Playwright・ブラウザの準備は撮影前に済ませています。
「CLI 連携」を設定すると、テスト対象のソースコードのフォルダで動かす AI エージェントに、話し言葉でテストを頼めるようになります。たとえば「ログイン機能の E2E テストを作って実行して」と頼むと、AI エージェントが Acsim Test の CLI を使ってテストコードを作り、実行し、結果を報告します。実行結果はソースコードのフォルダに保存されます。
CLI はアプリに同梱されています。対象のフォルダに Acsim Test をインストールする必要はありません。
使える AI エージェント
この PC のフォルダを開いて作業する AI エージェントで使えます。
| AI エージェント | 読む案内ファイル | 開き方 |
|---|---|---|
| Claude Code(ターミナル) | CLAUDE.md | フォルダに移動して claude を実行 |
| Claude アプリ(Code) | CLAUDE.md | Claude デスクトップアプリの Code でフォルダを選ぶ |
| Codex CLI | AGENTS.md | フォルダに移動して codex を実行 |
| Codex アプリ(ChatGPT アカウント) | AGENTS.md | Codex アプリでフォルダを開く |
ブラウザのチャット画面や、クラウド上で動く作業(Codex のクラウドタスクなど)からは使えません。CLI は Acsim Test アプリを入れたこの PC で動くためです。
事前に確認するもの
- この PC に Acsim Test アプリがインストールされ、ログインできること(インストールとログイン)
- CLI 連携で同梱 CLI のランチャーを作成できる版を使っていること。以前の版で設定した場合は、困ったとき の案内に沿って更新・再設定してください
- PJ の 初期設定 で「ソースコードのフォルダ」を選んであること
- 使う AI エージェントがこの PC にインストールされ、ログインできること
- 実行するテストに必要なツールが入っていること。E2E なら、ソースコードのフォルダに
@playwright/testと、playwright installで入れたブラウザが必要です(環境チェックとツールの準備)
1. CLI 連携を設定する
- Acsim Test で PJ を開きます。
- 左の「設定」→「CLI 連携」を開きます。
- 「AI エージェントから CLI を呼べるフォルダ」に、初期設定で選んだソースコードのフォルダが表示されていることを確認します。
- 「AI エージェントから Acsim テストを実行可能にする」を押します。
- 「連携済み」と表示され、その下に AI エージェントへの指示の例が出れば完了です。
フォルダは初期設定のものが使われます。この画面ではフォルダを選びません。別のフォルダで使いたい場合は、初期設定のソースコードのフォルダを変えてから押し直します。
置かれるファイル
| 場所 | ファイル | 中身 |
|---|---|---|
| ソースコードのフォルダ | .acsim-test/link.json | どの PJ のテストか |
| ソースコードのフォルダ | .acsim-test/agents/acsim-test-cli.md | CLI の呼び方、ツールと動詞、生成物の置き場所 |
| ソースコードのフォルダ | CLAUDE.md・AGENTS.md | 上のファイルを読むよう促す一節 |
| アプリのデータフォルダ | bin/acsim-test(Windows は bin\acsim-test.cmd) | 同梱の CLI を呼ぶランチャー |
CLAUDE.md・AGENTS.md に既にある内容はそのまま残り、Acsim Test の一節だけが追加・更新されます。アプリのデータフォルダは、Mac では ~/Library/Application Support/@acsim-test/desktop、Windows では %APPDATA%\@acsim-test\desktop です。
2. AI エージェントを開いて頼む
ソースコードのフォルダで AI エージェントを開きます。
Claude アプリや Codex アプリでは、作業するフォルダとして同じフォルダを選びます。
開いたら、次のように頼みます。
- ログイン機能の E2E テストを作って実行して。失敗したら原因も調べて。
- テストケース AC-101 と AC-103 だけ実行して、結果を教えて。
- この API のテストデータを 50 件作って、CSV に出して。
AI エージェントは CLAUDE.md または AGENTS.md から案内を読み、CLI でテストを進めます。コマンドの実行に確認を求められたら、内容を確認して許可します。
3. 結果を確認する
まず AI エージェントの報告で、実行したケース・成功と失敗の件数・結果の保存先を確認します。用意したテストの一部だけを実行した場合は、全ケースが成功したという意味ではありません。
テストコード・テストデータ・実行結果は、ソースコードのフォルダの .acsim-test/ に保存されます。E2E の既定の結果ファイルは .acsim-test/e2e/results/run-results.json です。AI エージェントに「結果ファイルを開いて、失敗したケースと原因を説明して」と頼むこともできます。
外部の AI エージェントやターミナルから CLI を実行した結果は、現在、アプリの実行履歴へ自動反映されません。 CLI の結果は AI エージェントの報告と保存されたファイルで確認してください。アプリ内から実行したテストの確認方法は 進捗・実行履歴・再テスト を参照してください。
CLI リファレンス
AI エージェントは、案内ファイルに書かれた次の形でコマンドを実行します。ターミナルで自分で実行することもできます。
<ランチャーのパス> は、案内ファイル .acsim-test/agents/acsim-test-cli.md に引用符付きで書かれています(例:'/Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/@acsim-test/desktop/bin/acsim-test')。空白を含むため、引用符も含めてそのまま使います。Windows の PowerShell では、先頭に & を付けます。
テスト対象のプロジェクトが自分の依存に acsim-test を入れている場合は、その版を使うため pnpm exec acsim-test や npx acsim-test の形で案内されます。
ツール
| ツール | 何をするか |
|---|---|
spec | 要件を読み取る |
e2e | ブラウザを操作するテストを作って実行する |
unit | 関数やクラスのテストを作って実行する |
integration | OpenAPI や Pact から API を直接呼ぶ |
system | 負荷・セキュリティ・可用性を確認する |
regression | 直近 2 回の実行を比べる |
data | テストデータを作る |
動詞
| 動詞 | 何をするか |
|---|---|
plan | ケースや要件から、テストの計画を作る |
generate | 計画から、テストコードやデータを作る |
execute | テストを実行する |
report | 結果をレポートにまとめる |
init | 実行に必要な初期ファイルを用意する |
check | 実行に必要なツールがそろっているか確認する |
どのツールを使えるかは、PJ の設定(.acsim-test/config)で決まります。
よく使うコマンド
注意すること
systemの実行ツール(k6、ZAP、Trivy など)は同梱されていません。使う前にインストールしてください。- テストデータの生成など AI を使う操作は、この PC で使える AI(Claude Code、Codex、API キーなど)を使います。
doctorでどの AI が使われるか確認できます。 - ランチャーのパスはこの PC だけのものです。案内ファイルをリポジトリに含めて共有した場合、ほかの PC では、その PC の Acsim Test で CLI 連携を設定する 手順をやり直してください。
困ったとき
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| AI エージェントが Acsim Test を使わない | ソースコードのフォルダで AI エージェントを開いているか確認します。「.acsim-test/agents/acsim-test-cli.md を読んでテストして」と頼むこともできます |
command not found、No such file などでランチャーが見つからない | Acsim Test を開き、CLI 連携を設定する 手順をやり直します。ランチャーが置き直されます |
案内が npx acsim-test のままで、対象のフォルダに acsim-test の依存がない・実行すると 404 になる | 以前の版で設定した案内が残っています。同梱 CLI のランチャー対応版に更新し、CLI 連携を設定する 手順をやり直します |
| アプリを移動・更新したあとに動かない | Acsim Test を一度起動すると、ランチャーが新しい場所に合わせて書き直されます |
| 「AI エージェントから Acsim テストを実行可能にする」を押せない | 初期設定でソースコードのフォルダを選んでから、CLI 連携の画面をもう一度開きます |