設計情報とテスト仕様書
参考にする設計書と、実行するテストケースを取り込みます。
「設計情報」にはテストを作る際に参考にする資料を、「テストケース」には実行するケースが書かれたテスト仕様書を取り込みます。
1. 必要な設計書を添付する
初期設定の次に、今回のテストに必要な資料を添付します。たとえば、次の資料です。
| テストする内容 | 添付する設計書の例 |
|---|---|
| 画面・業務の流れ | 基本設計書、画面仕様、画面遷移、業務ルール |
| 単体の処理 | 詳細設計書、計算条件、入力値と境界条件 |
| API・データ連携 | API 仕様、データ項目、認証方式、エラー応答 |
| 性能・可用性 | 非機能要件、負荷条件、正常状態と復旧条件 |
添付する手順
- 左の「設計情報」を開きます。
- 「取り込む」からファイルやフォルダを選ぶか、画面にドラッグ&ドロップします。
- 取り込んだ資料を開き、内容を確認します。
一覧に追加された資料を開き、今回テストする仕様を確認します。
Markdown、PDF、Word、Excel、テキスト、画像などの設計資料を扱えます。取り込まれなかったファイルは、画面に出る理由を確認してください。原本を修正した場合は、修正後の資料を再度取り込みます。同じ名前のファイルは置き換わります。
設計情報は、AI がテストコードやデータを作るときの参考になります。画面の名称、入力条件、業務ルールなどが分かる資料を用意すると、期待するテストを伝えやすくなります。
2. テストケースを取り込む
環境チェック で作業者の PC のツールを確認し、不足するものを準備してから、テストケースをファイル・フォルダまたは Acsim から取り込みます。
- 左の「テストケース」を開きます。
- 「取り込む」から、ファイル・フォルダ・Acsim のいずれかを選びます。
- 取り込み後、仕様書名を押してケース表を開きます。
- ケース ID・前提条件・手順・期待結果が正しく入っていることを確認します。
仕様書ごとに試し方・進捗・結果・最終実行を確認できます。
| 取り込み方 | 使う場面 |
|---|---|
| ファイルから取り込み | Markdown、CSV、Excel の仕様書を 1 つ取り込む |
| フォルダから取り込み | 複数の仕様書をまとめて取り込む。フォルダ構成が区分に反映される |
| Acsim から取り込み | Acsim PJ 連携先にある設計書から、テスト仕様書を選ぶ |
ファイルから取り込む
- 「取り込む」→「ファイルから取り込み」を選びます。
- ファイル選択で Markdown・CSV・Excel の仕様書を選び、「開く」を押します。
- 一覧に仕様書名が追加されたら開き、ケース ID・手順・期待結果を確認します。
フォルダからまとめて取り込む
- 「取り込む」→「フォルダから取り込み」を選びます。
- テスト仕様書・ケース表をまとめたフォルダを選びます。
- 取り込み後に区分・仕様書名・ケース数を確認します。取り込まれなかったファイルは理由を確認して再度取り込みます。
Acsim から取り込む場合は、先に Acsim PJ 連携を設定します。
Acsim から取り込む
- Acsim PJ 連携の設定で、取り込み元のワークスペースと PJ を選び「保存」を押します。
- 「テストケース」に戻り、「取り込む」→「Acsim から取り込み」を選びます。
- 一覧で必要なテスト仕様書にチェックし、取り込みを実行します。
- 取り込まれた仕様書を開き、本文とケース表を確認します。
「Acsim から取り込み」が選べないときは、Acsim PJ 連携を確認してください。連携先の設定画面と、候補が見つからない場合の確認方法は 連携の補足 にまとめています。
Excel は先頭のシートを読み、1 行目を見出しとして扱います。ケース表には「ケース ID」列を含め、同じ仕様書内で ID が重複しないようにします。
ケース表の例
| ケース ID | 前提条件 | 操作手順 | 期待結果 |
|---|---|---|---|
| LOGIN-001 | 登録済みの会員を用意する | 正しい情報でログインする | マイページが表示される |
| LOGIN-002 | 登録済みの会員を用意する | 誤ったパスワードでログインする | エラーが表示され、ログインできない |
「正しく動く」だけでなく、何が表示されるか・どの状態になるかを期待結果に書きます。下のサンプルをコピーして、チームの仕様に置き換えて使えます。
取り込み後に修正が必要な場合
「ファイルを入れ直す」は、現在の仕様書・ケース・記録した実行結果を削除してから取り込み直します。必要な結果は先に書き出し、確認画面の対象を確かめてください。
Acsim から同じ設計書を再度取り込む場合は、「前に取り込んだ仕様書を上書きする」か「別の仕様書として取り込む」かを選べます。こちらの上書きはテストの方法・コード・実行結果を残して本文などを更新します。変更したケースに対して、既存のテストコードが合っているかは確認してください。
次は テストを準備・実行する に進みます。