システムテストを実行する

最終更新日: 2026年11月6日

性能・セキュリティ・可用性の実行条件と、結果の確認方法を説明します。

対象製品:Acsim Test
システムテストのレポートとログを確認する(補足テキスト・日本語の合成音声付き)。Acsim Test の操作を録画した案内です。表示データは説明用サンプルです。

システムテストも、仕様書の方法・データ・コード・実行の手順で進めます。実行するツールと条件は、開発・運用担当者と決めてから設定します。

種類ごとの具体的な手順は、性能テスト・セキュリティテスト・可用性テスト を参照してください。

実行前に決めること

種類決めることの例
性能対象の URL、同時利用やリクエスト数、実行時間、応答時間などの合格基準
セキュリティ調べるサイト・ソース・依存関係・設定と、指摘の許容基準
可用性確認する正常状態、起こす障害、影響範囲、復旧方法と確認条件

負荷や障害を発生させるテストは、対象と実行時間について関係者と合意してから実施します。

実行する

  1. 「テストケース」で対象の仕様書を開きます。
  2. 「テストの方法を選ぶ」で「システム:性能」「システム:セキュリティ」「システム:可用性」のいずれかと、使うツールを選びます。
  3. 環境チェック で、そのツールを使えることを確認します。
  4. 性能・可用性では必要なテストデータを準備します。セキュリティではデータとコード、性能・可用性では事前のコード作成は不要です。画面の案内に沿って実行へ進みます。
  5. 完了後、ケースの結果と「直近のツール実行結果」の両方を確認します。

ケースの判定とツール全体の判定

ツールはシナリオ全体の実行結果を返します。AI が利用できる場合は、その結果と各ケースの期待結果などを照合し、ケースごとの判定と理由を表示します。

表示読み方
AIAI がケースごとの期待結果と実行結果を照合した判定。行を押して理由と根拠を見る
AI なしシナリオ全体の判定をケースに適用した結果。各ケースを個別に検証したと解釈しない
判定不能確認する材料が足りないなどで判定できなかったもの。成功として扱わず、内容を確認する

レポートと実行ログ

「直近のツール実行結果」を開くと、実行者・日時・結果ファイルを確認できます。レポートは共有・説明に、実行ログや元の出力は原因調査に使います。

  • セキュリティ:日本語の PDF レポートと、スキャナの出力など
  • 性能:PDF レポートと、計測結果など
  • 可用性:Markdown のレポート、実験の結果、実行ログなど

Chaos Toolkit は、確認処理(probe)・障害操作(action)・復旧処理(rollback)の詳しいログを「実行ログ」に残します。公式 PDF を作る機能が PC に用意されていて、作成に成功した場合は「ツール公式のレポート(英語)」も付きます。公式 PDF が付かなくても、テストの成功・失敗の判定は変わりません。

補足:条件ファイルと公式 PDF の準備(開発・環境構築担当者向け)

独自の負荷条件・しきい値を指定する場合は、対象フォルダ内のシステムテスト設定を確認してください。既存の scenario.json がある場合は、アプリが作る既定のシナリオより優先されます。

Chaos Toolkit の公式 PDF には、同じ Python 環境に chaostoolkit-reporting が必要です。PDF を作るための Pandoc・LaTeX なども必要になるため、公式レポートの案内 に沿って準備し、chaos report --help と実際の PDF 出力を確認してください。

ツールごとの用途は 使えるツール、結果の持ち出しは 進捗と結果を確認する を参照してください。

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