v1.0.19 アップデート

最終更新日: 2026年11月2日

複数の作業をつなぐ依頼、画面収録からの業務フロー作成、Excel形式の設計書の変更提案とExcelビューアでの編集、AI実行中の追加指示、エージェントセットの共有、共有リンクの改善

対象製品:Acsim Desktop

リリース日: 2026年11月1日

本ページでは、Acsim Desktop v1.0.19 の変更点から、ご利用の皆さまの操作に直接関係する機能追加・改善を抜粋しています。

1. 複数の作業をつないで自動で進める

AIポータルで担当を決めずに「A して B して」と複数の作業をまとめて頼むと、その場で作業の流れ(ワークフロー)を組み、作業を 1 つずつ順に実行するようになりました。前の作業の成果物は、次の作業へ自動で引き継がれます。

途中で AI が既存のファイルへの変更提案を出した場合は、人が「適用」または「却下」を決めるまで次の作業へ進みません。AI が勝手に先へ進むことはありません。

複数の作業をつないで依頼する →

ご利用の皆さまへの影響:

  • 「現状の業務フローを作ってから要件定義書にまとめて」のような一連の作業を、1 回の依頼で進められます。
  • スレッドの上部で、いまどの作業を実行しているか、何を引き継いだかを確認できます。
  • 却下した変更は次の作業へ引き継がれないため、確認した内容だけで後続の作業が進みます。

2. 画面収録から業務フローを作る

普段の操作を画面収録すると、その動画と操作の記録を AI が読み取り、現状の業務フローや操作マニュアルを作成するようになりました。AIポータルの入力欄の「収録」→「画面を収録…」から始めます。文章や Markdown から業務フローを作る場合も、同じ入口・同じ手順で作成されます。

音声の文字起こしは、アプリの中だけで処理するようになりました(外部のツールを使いません)。

画面収録から業務フローを作る →

ご利用の皆さまへの影響:

  • 手順書が無い業務でも、実際の操作から業務フローを起こせます。
  • Excel の操作は、入力した値・セルの位置・数式まで記録されます。
  • 収録した動画・操作記録・整理した資料はファイル管理に保存され、あとから再利用できます。

3. Excel を扱いやすく

Excel 形式の設計書でも、シート・表・画像・図形まで含めて AI が変更提案を出し、人が確認してから反映できるようになりました。提案は Excel ビューア上で、追加は緑・変更は黄・削除は赤で表示されます。

また、ファイル管理の Excel ビューアで、セルの値を手で直接直せるようになりました。行・列の挿入・削除、幅・高さの変更、非表示・再表示もできます。

設計書(Markdown)の表も、セル内の改行、行・列の選択、列幅の変更、行を隠す、絞り込みなど、Excel に近い操作ができるようになりました。

Excelと設計書の表を扱う →

ご利用の皆さまへの影響:

  • Excel で納品する設計書も、Markdown の設計書と同じように AI に更新を依頼できます。
  • ちょっとした値の修正のために、ファイルをダウンロードして Excel で開き直す必要がなくなります。
  • 課題リストなど行の多い表を、絞り込みや行の非表示で見やすくできます。

4. AI とのやり取りがスムーズに

AI の実行中に追加の指示を送れる

AI が作業している途中でも、追加の指示を送れるようになりました。送信ボタン(終わったら送る)で順番待ちにするか、稲妻のボタン(今すぐ反映)で今の作業に割り込むかを選べます。

AIの実行中に指示を追加する →

AI にエージェントを作らせる

エージェント設定の「エージェントを追加」→「AIでエージェントを作成」から、「こういうエージェントが欲しい」と伝えるだけで AI にエージェントを作らせられるようになりました。エージェントの追加方法は「エージェントを追加」のメニューにまとまりました。

エージェントの組み合わせをほかのプロジェクトでも使う

よく使うエージェントの組み合わせを「エージェントセット」に追加し、別のプロジェクトへ取り込めるようになりました。新しいプロジェクトは Acsim 標準セットで作成し、必要なエージェントを後から取り込む流れになりました。

エージェントをAIで作成し、エージェントセットで共有する →

自分が使う AI モデルの組み合わせを選べる

アカウント設定の「モデルセットの個人設定」で、自分が使う AI モデルの組み合わせを選べるようになりました。「解除(環境の既定値を使用)」を選ぶと、環境の既定値に戻ります。

この設定は、ご利用の環境で有効になっている場合にだけ表示されます。

ご利用の皆さまへの影響:

  • AI の作業を止めずに、指示の追加や軌道修正ができます。
  • エージェントを一から書かなくても、やりたいことを伝えるだけで作れます。
  • 自社向けに整えたエージェントを、プロジェクトごとに作り直す必要がなくなります。

5. チームでの共有が便利に

共有リンクを Teams などのチャットから開ける

「リンクをコピー」で作る共有リンクが https:// で始まる形式になり、Teams などのチャットに貼ってもそのまま押せるようになりました。押すと Acsim Desktop が開き、対象のプロジェクトの 1 件(不具合・問合せや成果物など)まで直接開きます。

これまでに貼った acsim:// 形式のリンクも、引き続き使えます。

不具合・問合せ・課題の詳細に貼った画像が、他のメンバーにも見えるように

不具合・問合せ・課題の「詳細」「対応内容」に貼り付けた画像が、添付ファイルとして登録され、他のメンバーにも表示されるようになりました。添付ファイル欄にも表示されます。

課題・不具合・問合せを管理する →

ご利用の皆さまへの影響:

  • 共有リンクを受け取ったメンバーが、一覧から探さずに対象の 1 件を開けます。
  • 画像を使った不具合の報告や回答が、チーム内で正しく共有されます。

v1.0.18 以前で「詳細」「対応内容」に貼った画像は、貼った人の端末にしか保存されていません。他のメンバーに見えない画像は、貼った人が添付ファイル欄やコメントから上げ直してください。

その他の改善

  • 送る内容が大きすぎて AI に処理を断られた場合は、再送を繰り返さずにすぐ知らせるようになりました。
  • AI の結果が確認できない状態になった場合は、作業を止めてエラーとして知らせるようになりました。
  • 狭い入力欄で停止ボタンが枠からはみ出さないようにしました。