開発連携ガイド
新型Acsimで設計成果物を技術仕様、Epic、Issueに変換し、GitHubやAI開発ツールへ連携する流れを説明します
開発連携ガイド
新型Acsimでは、要求や設計書を開発タスクへつなげるために、技術仕様書、Epic、Issueを作成できます。
要件定義で整理した情報を開発チームへ引き継ぐだけでなく、GitHub IssueやDevinなどのAI開発ツールと連携し、実装時のコンテキストとして活用できます。
開発連携でできること
- 要求や設計書から技術仕様書を作成する
- 技術仕様をEpic単位に整理する
- Epicを実装可能なIssueへ分解する
- GitHub Issueとして開発リポジトリへ連携する
- DevinなどのAI開発ツールに作業単位を渡す
- Acsim CLI / MCP を使い、外部開発リポジトリからAcsim上の情報を参照する
基本フロー
- 要求と設計書を整理する
- 技術仕様書を作成する
- Epicを作成する
- Issueを作成する
- GitHubやAI開発ツールへ連携する
- 開発中にAcsim上の要求・設計書を参照する
1. 要求と設計書を整理する
開発連携の前に、要求、業務フロー、設計書の対応関係を確認します。
少なくとも以下が整理されていると、後続の技術仕様やIssueの品質が上がります。
- 対象要求
- 業務上の目的
- 関連するAsIs/ToBe業務フロー
- 画面・機能一覧
- DBやAPIに関する前提
- 非機能要件
- スコープ外の事項
2. 技術仕様書を作成する
技術仕様書作成エージェントを使い、開発チームが実装に着手できる粒度の仕様へ変換します。
依頼例:
技術仕様書では、業務要件をそのまま繰り返すのではなく、実装で判断が必要になる項目を明確にします。
3. Epicを作成する
Epic作成エージェントを使い、要求や技術仕様を開発上の大きなまとまりに整理します。
Epicには、目的、対象範囲、関連要求、完了条件、主要なIssue候補を含めると、開発チームが全体像を把握しやすくなります。
4. Issueを作成する
Issue作成エージェントを使い、Epicを担当者が作業できる粒度に分解します。
Issueには、以下の情報を含めることを推奨します。
- 背景
- 対象要求
- 実装内容
- 受け入れ条件
- 参照すべき設計書
- テスト観点
- スコープ外
- 依存Issue
AIが作成したIssueは、開発チームがレビューし、実際のリポジトリや開発プロセスに合わせて調整します。
5. GitHubやAI開発ツールへ連携する
作成したIssueは、GitHub Issueとして開発リポジトリへ連携できます。
また、DevinなどのAI開発ツールを利用する場合は、Issue、技術仕様書、関連する設計書を作業コンテキストとして渡すことで、実装時の前提共有を減らせます。
6. Acsim CLI / MCP を使って参照する
Acsim CLI / MCP を使うことで、外部の開発リポジトリからAcsim上のEpic、Issue、設計書を取得できます。
AIコーディングツールを利用する場合、Acsim上の情報を参照させることで、開発者が手作業で仕様を転記する負担を減らせます。
開発連携時の注意点
- IssueはAIが作成したまま使わず、開発チームが粒度と受け入れ条件を確認します。
- 要求や設計書が未確定の場合は、Issueに前提条件や未決事項を明記します。
- GitHub、Devin、CLI/MCP連携の利用可否は、契約プランや環境設定に依存する場合があります。
- 実装後に仕様変更が発生した場合は、Acsim上の要求や設計書も更新し、情報の分断を避けます。
開発チームへ渡す前のチェックリスト
- 要求とIssueの対応関係が明確になっている
- 技術仕様書に実装判断で必要な情報が含まれている
- 受け入れ条件が確認可能な表現になっている
- 参照すべき設計書や業務フローがIssueから追える
- スコープ外と未決事項が明記されている
- テスト観点が要求と対応している