AIアシスタントを活用したToBe業務フロー作成
AIアシスタントを活用して、スムーズにToBe業務フローを作成するプロセスについて紹介します
変更方針と変更計画項目の設定
ToBe業務フローを作成したのち、メニュー「ToBe > 変更方針」で変更方針と変更計画項目を設定します。
STEP 1. 変更方針を入力する
変更方針は、単なる概要メモではなく、AIが意味のある変更計画項目へ分解するための設計指示です。 「何を改善したいか」だけでなく、「どの業務を、どのシステムやルールで、どの程度変えたいか」まで書くと、後続の変更計画やアシスタントとの対話が具体化しやすくなります。
変更方針は、AsIs業務フローの「ソリューション提案」で出力したソリューション案をもとにするか、顧客ヒアリング、導入予定のSaaS・パッケージ、社内の業務ルールなどを材料にして作成します。プロジェクトごとに必要な情報は変わるため、決まったフォーマットに完全に合わせる必要はありません。

変更方針には、以下の観点が入っていると後続の計画に分解しやすくなります。
- 対象業務・対象範囲: どの業務、部署、工程を変えるのか
- 現状課題と発生箇所: AsIsのどの作業で何が問題になっているのか
- 定量情報・頻度・影響: 作業時間、件数、発生頻度、遅延やミスの影響
- 変更内容: 何をやめ、何を追加し、何を自動化・標準化するのか
- 利用予定のシステム・機能: 導入予定のSaaS、パッケージ、既存システム、利用機能
- 人とシステムの役割分担: 自動処理する範囲と、人が確認・判断する範囲
- 業務ルール: 例外対応、名寄せ、照合条件、承認条件、通知条件など
- 期待効果と確認指標: 時間削減、ミス削減、リードタイム短縮、可視化したい指標
- 未確定事項や制約: 追加確認が必要な論点、既存システムや運用上の制約
抽象的すぎる例
以下のような書き方でも方向性は伝わりますが、AIが変更計画に分解するには情報が不足しています。どの工程をどう変えるのか、どのシステム機能を使うのか、人が確認すべき例外は何かが分からないため、生成される変更計画も抽象的になりやすくなります。
変更計画に分解しやすい例
同じ財務・経理業務でも、以下のように対象範囲、変更内容、利用機能、例外対応、効果指標まで書くと、AIが「どの工程をどう変えるか」を具体的に整理しやすくなります。
変更方針を以下のように入力し、保存します。

何を書けばよいか迷う場合は、Acsim本体のチャット機能に相談できます。作業中のAsIs業務フローやソリューション提案の文脈を見ながら、以下のように依頼してください。
- 「このAsIs業務フローとソリューション提案をもとに、変更方針に入れるべき観点を整理してください」
- 「変更計画に分解しやすいように、足りない情報を質問してください」
- 「この変更方針が抽象的すぎないか確認してください」
STEP 2. 変更計画項目を入力する
変更方針を設定すると、変更計画項目を入力できるようになります。

変更計画項目は、Acsim本体の画面上で自動生成できます。外部ファイルやJSONを添付して別途たたき台を作りたい場合は、Acsim Chatを使うと効率良く作成できます。 以下のプロンプトを用いて、先ほど入力した変更方針をベースに作成するとよいです。
※作成時はAsIs業務フローをJSONエクスポートし、こちらのJSON仕様書と一緒に添付してください。
出力された内容を、変更計画項目に入力して、保存します。

アシスタントと対話してフローを作成
変更計画項目を保存して5分ほど待つと、ToBe業務フロー上にアシスタントチャットが作成されます。


アシスタントチャットは変更計画項目ごとに作成されるので、適用したい変更計画項目を選択してチャットを開きます。

あとは、チャットとの対話を通して、業務フローの改善を進めていきます。
まずは「変更箇所をリストアップして」などのプロンプトで想定される改善箇所をリストアップし、そこから必要な改善をピックし、1つずつ「具体的な修正内容を示して」などのプロンプトで、想定されるアクションの内容や作業見込み工数を入力していくとよいでしょう。