議事録・文字起こしをAcsimに取り込む前に整理する

最終更新日: 2026年3月3日

Google Meet・Zoom・Teamsなどの議事録や文字起こしを、AIで事前に整理・構造化してからAcsimに取り込むことで、業務フロー生成の精度を高める方法を紹介します。

Google Meet、Zoom、Microsoft Teamsなどの会議ツールでは、自動で文字起こしや議事録が生成されるケースが増えています。これらをそのままAcsimの「テキストから生成」機能にインプットして業務フローを作成することは可能ですが、精度が低くなりやすいという課題があります。

なぜそのままだと精度が低くなるのか

会議の文字起こしや自動生成された議事録には、以下のような特徴があります。

  • 話題が行ったり来たりし、時系列が整理されていない
  • 同じ内容が繰り返し言及されている
  • 口語表現や省略が多く、業務手順として不明瞭
  • 雑談や脱線が混在している
  • 誰の発言か不明確な箇所がある

Acsimの「テキストから生成」機能は、入力されたテキストの構造と正確さに依存するため、整理されていない情報をそのまま入力すると、業務フローの再現度が低下します。

推奨フロー

議事録・文字起こしから業務フローを作成する場合は、以下の3ステップで進めることを推奨します。

議事録・文字起こし → AIで構造化 → 人間がレビュー → Acsimで業務フロー生成

STEP 1. Acsim Chatで議事録を構造化する

Acsim Chatに議事録や文字起こしのファイルをアップロードし、以下のようなプロンプトを実行します。 プロンプトはあくまで一例ですので、対象業務や議事録の内容に応じて適宜調整してください。

添付した議事録/文字起こしを正確に解析し、業務に関する内容のみを抽出した上で、
以下の出力形式に沿って業務フローを箇条書きで整理してください。
重複する発言、脱線、雑談は除外してください。
複数の業務が話し合われている場合は、業務ごとに分けて出力してください。

## 出力形式

- 業務の性質に応じて、日次・月次・四半期・年次などのサイクルに分けることが自然であれば、その旨を提案した上で整理してください
- フェーズ(大きな業務のまとまり)ごとに区切り、各フェーズ内を番号付きの手順で記載してください(番号はフェーズをまたいで通し番号にせず、各フェーズ・各サイクルで1から始めてください)
- 各手順は「誰が・何を・どのシステムを使って・どの順番で行うか」がわかるように記載してください
- 人間の手作業とシステムの自動処理は、以下の表記で明確に区別してください
  - 〔人〕:担当者が手動で行う操作・判断・承認
  - 〔自動〕:システムが自動的に実行する処理(データ連携・通知・集計・チェック等)
- 冒頭に、業務に登場する主な役割(担当者)とシステムを表形式で整理してください
- 業務上の課題の記載は不要です
- 出力はMarkdown形式で作成してください

出力内容が大きすぎて結果が途中で途切れてしまった場合は、「続けて」とプロンプトを実行して、続きから出力させてください。

STEP 2. 整理結果を人間がレビューする

AIが構造化した内容は、あくまで文字起こしを元にした推論です。会議の参加者や業務の担当者が内容を確認し、打ち合わせの内容と認識齟齬がないかをレビューしてください。齟齬があればこの段階で修正しておきましょう。

STEP 3. テキストから生成機能で業務フローを作成する

レビュー済みのテキストを、AcsimのAsIs業務フローの「テキストから生成」機能にインプットし、業務フローを作成します。

整理・レビュー済みの構造化テキストであれば、「テキストから生成」機能の精度が大幅に向上し、実態に近い業務フローが得られます。

生成後の微調整

生成された業務フローは、そのままでも高い精度が期待できますが、必要に応じて以下の調整を行ってください。

  • ノードの位置やレイアウトの調整
  • セクション・サブセクションの追加・修正
  • 条件分岐(ConditionNode)の詳細設定
  • 業務パターンの設定

まとめ

ステップ作業内容担当
STEP 1議事録・文字起こしをAcsim Chatで構造化AI
STEP 2構造化された内容のレビュー・修正人間(会議参加者・業務担当者)
STEP 3Acsimの「テキストから生成」で業務フロー作成AI + 人間

文字起こしのような非構造化データをそのまま使うのではなく、AI → 人間レビュー → Acsimのステップを踏むことで、正確で実用的な業務フローを効率よく作成できます。

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