自動実行を設定・確認する

最終更新日: 2026年10月9日

Acsim Desktopでエージェントの自動実行を有効にし、共有する実行タイミングと端末ごとの実行状況を確認する方法を説明します。

対象製品:Acsim Desktop

「自動実行」では、指定した時刻やプロジェクト内の更新をきっかけに、エージェントの作業を Desktop 上で開始できます。定期確認や更新後の処理に使えますが、サーバー上で常時動く機能ではありません。

設定と実行の範囲は次のように異なります。

項目範囲
「自動で動かす」の ON/OFF利用者・端末ごと
実行タイミングプロジェクトで共有
自動実行そのもの起動中の各 Desktop 上で、その利用者の権限を使って実行

自動実行には、予定時刻やイベントのときにアプリが起動しており、その利用者が対象プロジェクトと参照先を利用できる必要があります。

エージェントを自動実行の対象にする

  1. 対象のプロジェクトを開きます。
  2. エージェント設定を開きます。
  3. 自動化するエージェントで「自動実行の対象にする」を有効にします。
  4. 依頼内容、参照資料、変更できる範囲を確認して保存します。

新しく作成したエージェントは、初期状態では自動実行の対象ではありません。人の確認が必要な操作や曖昧な判断を含む場合は、先に「今すぐ実行」で試してください。

自分の端末で自動実行を有効にする

  1. サイドバーの「自動実行」を選択します。
  2. 対象エージェントの「自動で動かす」を有効にします。
  3. 表示された実行タイミングと対象を確認します。

「自動で動かす」の ON/OFF は、利用者と端末ごとの設定です。ほかのメンバーが有効にしていても、自分の端末では自動的に有効になりません。OFF にすると、その端末での以後の自動開始を止められます。

自動実行の一覧。エージェントごとに有効化、タイミング変更、即時実行を操作します。

実行タイミングを設定する

「タイミングを変更」から、次の条件を設定できます。

  • 毎日、平日、毎週、毎月の指定時刻
  • チケット、課題などの作業項目が追加・更新されたとき
  • 対象の成果物が追加・更新されたとき

毎月の日付が存在しない月は、その月の末日に実行されます。イベントを起点にする場合は、対象となる種類や成果物を絞り、不要な実行が増えないようにしてください。

実行タイミングはプロジェクトで共有されます。「変更を提案」を選択しただけでは確定しません。変更提案の差分を確認し、「適用」すると反映されます。この「適用/却下」は AI の変更提案に対する操作であり、成果物に対する人の「承認/差し戻し」とは異なります。詳しくは、AIの変更提案を確認する を参照してください。

ほかの利用者による対象の追加・更新がイベントのきっかけになります。自分の Desktop からの書き込みは、同じ端末で自動実行を繰り返すことを避けるため、きっかけになりません。

「今すぐ実行」で試す

  1. 対象エージェントの「今すぐ実行」を選択します。
  2. 開いた AI ポータルのスレッドで、依頼内容と参照資料を確認します。
  3. 実行結果、質問、変更提案を確認します。

時刻やイベントを待たずに、エージェントの指示が意図どおりかを確認できます。自動実行を有効にする前に、情報管理ルールに沿ったテスト用のデータで一度試すことを推奨します。

実行状況を確認する

自動実行の「実行ログ」では、開始時刻、エージェント、きっかけ、状態、現在のステップを確認できます。

  • 実行中: エージェントが作業しています。
  • 実行中の確認待ち: 状態は実行中のまま、ステップ欄に質問、変更提案、レビューなど、待っている内容が表示されます。
  • 完了: 一連の作業が完了しました。
  • 失敗: エラー、中止、確認待ちの終了などで完了できませんでした。

「スレッドを開く」から回答と操作履歴を確認します。確認待ちでは、内容を確認して回答するか、「待つのをやめる」でその実行を終了します。失敗した場合は理由を解消してから「再実行」を選択してください。

アプリを閉じていた場合

アプリが終了中または端末がスリープ中は、その端末では自動実行されません。再びアプリを開いたとき、予定を過ぎた実行があれば一度だけ開始される場合があります。常時実行を保証する用途には使わないでください。

同じエージェントと同じ作業項目・成果物の更新イベントが連続した場合、進行中の処理と重なる自動開始は抑止されます。時刻指定や「今すぐ実行」は別に開始できるため、実行中の表示を確認してから操作してください。

安全に使うための確認

  • 自動実行の開始時点で、その利用者が参照できる保存・同期済みの情報を使います。未保存の編集内容を前提にしないでください。
  • 自動実行のたびに AI の利用が発生します。利用範囲や契約上の上限を確認してください。
  • エージェントへ渡す資料や依頼内容が、所属組織の情報管理ルールと AI 利用ルールに沿っていることを確認してください。
  • エージェントが参照・変更する情報と、変更提案や人のレビューを挟む箇所を確認してください。
  • 実行タイミングはプロジェクトで共有されます。変更前にほかのメンバーへの影響を確認してください。
  • ON/OFF と実行ログは端末ごとです。別の端末も個別に確認してください。
  • 重要な成果物は、実行後に成果物をレビュー・承認する の手順で確認してください。

自動実行が表示されない場合は、AI の利用可否、役割、プロジェクト設定を管理者へ確認してください。接続や実行が失敗する場合は、Desktopで困ったとき を参照します。

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