ホワイトボードを作成し、AIの分析対象にする
最終更新日: 2026年10月9日
Acsim Desktopのホワイトボードで情報を整理し、「分析対象」の設定がAIの参照範囲にどう影響するかを説明します。
対象製品:Acsim Desktop
ホワイトボードは、付箋、図形、線、テキストなどを使って、議論の途中にある情報や関係を自由に整理するための機能です。業務の論点整理、関係者マップ、アイデア出し、会議メモなどに使えます。
ホワイトボードごとに、AIの分析対象へ含めるかを切り替えられます。
「分析対象」の意味
「分析対象」をオンにすると、そのホワイトボードの内容をAIがプロジェクトの情報として参照できるようになります。オフにすると、ホワイトボードは残りますが、AIの参照対象から外れます。
| 操作 | ホワイトボード自体 | AIからの参照 |
|---|---|---|
| 分析対象をオン | 残る | 参照できる |
| 分析対象をオフ | 残る | 参照しない |
| ホワイトボードを削除 | 削除される | 参照できない |
分析対象をオフにしても、ホワイトボードは削除されません。会議途中のメモなど、保存はしたいがAIへの依頼には使いたくない内容を分けるときに利用します。
ホワイトボードを作成する
- 対象のプロジェクトを開き、サイドバーから「ファイル管理」を選択します。
- ホワイトボードを新規作成し、目的が分かる名前を付けます。
- 付箋、図形、線、テキストなどで情報を整理します。
- AIに参照させる場合は、一覧で「分析対象」をオンにします。
- 「ナレッジ管理」を開き、取り込みと解析が最新になっていることを確認します。
AIに参照させるホワイトボードでは、「決定事項」「未決事項」「仮説」などを区別し、略語や色の意味をテキストで補足すると、解釈のずれを減らせます。
閲覧権限では「分析対象」を変更できません。切り替え操作が表示されない場合は、プロジェクトでの役割と権限を管理者へ確認してください。
AIへの依頼で使う
分析対象にしたあと、AIポータルの依頼文でホワイトボード名と、参照してほしい範囲を指定します。
依頼例:
ホワイトボード「受注業務の課題整理」のうち、「現状の課題」と「改善案」を参照して、ToBe業務フローのたたき台を作成してください。「未確認」と書かれた付箋は事実として扱わないでください。
ホワイトボードには検討途中の内容が含まれやすいため、AIの出力では事実、仮説、決定事項が混ざっていないか確認してください。
分析対象にしないほうがよい内容
- 個人情報、認証情報、秘密鍵など、AIへ渡してはいけない情報
- プロジェクトと無関係なメモ
- 古くなり、誤解を招く内容
- 事実と仮説の区別がつかない途中メモ
不要になった情報は分析対象をオフにするか、内容を整理してから再びオンにします。