現状業務の把握
AsIs 業務フローや既存設計書から現状の課題・改善点を分析し、現状業務分析書としてまとめます。
対象製品:Acsim Desktop
要件定義の工程で使うエージェントです。
このページは2026年10月23日時点の内容です。ほかのエージェントは標準カタログの一覧で確認できます。
こんなときに使う
- AsIs業務フローをもとに、現状業務の課題とボトルネックを整理したいとき
- 改善点の候補を、効果の見込みとあわせて洗い出したいとき
- 前回の分析から、現状がどう変わったかを確かめたいとき
できること
- 現状分析
- 課題抽出
- ボトルネック識別
- ドキュメント作成
事前に用意しておくもの
AsIs業務フローを土台にして書きます。AsIs業務フローが無いときは書き始めず、先に作るかを確認します。ほかの成果物は、無くてもそのまま書きます。
| 成果物 | 扱い | 作るエージェント |
|---|---|---|
| AsIs業務フロー | 分析の主な入力です。対象範囲と課題の粒度がここで決まります | AsIs業務フロー作成・変更 |
| 要求一覧 | 課題と要求の対応づけに使います | 要求管理 |
| 業務要件定義書 / システム基本設計書 | あれば、業務の背景を補います | 業務・非機能要件定義書 / 基盤・基本設計 |
| 現状業務分析書(前回のもの) | あれば、前回の分析からの変化を見ます | このエージェント |
依頼の例
AIポータルで、次のように依頼します。
- ヒアリング内容をもとに現状業務の全体像を整理してください。
- 現状の業務フローを分析して課題と改善ポイントをまとめてください。
そのほか、次のような依頼もできます。
- AsIs業務フロー「受注から出荷まで」をもとに、現状業務分析書を作成してください。
- 請求業務だけを対象に、「請求業務 現状業務分析書」を作成してください。
- 受注業務の課題を、ボトルネック・属人化・手作業・ガバナンス不足に分けて整理してください。
- 改善点の候補に、削減できる工数の見込みを添えてください。月の処理件数は約1,200件です。
仕上がりの確認ポイント
できあがった現状業務分析書は、次の点を確認するとよいでしょう。
- 対象範囲と対象外: 冒頭に、分析の対象業務・対象範囲・対象外を書きます。
- 課題がどこで起きているか: 課題ごとに、業務フローのどの工程・どの担当者で起きているかを書き、出典のフロー名を添えます。
- 改善点の因果: 「何をどう変えれば何が良くなるか」を書きます。「この工程を自動化すれば1日あたり何分の工数が減る」のように具体的に書きます。
- 「(要確認)」の箇所: 処理件数や所要時間などの数値の根拠が無いときは、数値を作らず「(要確認)」と書きます。