データモデル
要求一覧・業務フローから、業務で扱うモノ(エンティティ)と関連を洗い出し、データモデルを作成します。データベース設計書や機能一覧はここを土台にします。
対象製品:Acsim Desktop
要件定義の工程で使うエージェントです。
このページは2026年10月23日時点の内容です。ほかのエージェントは標準カタログの一覧で確認できます。
こんなときに使う
- 要求と業務フローから、業務で扱うモノとその関係を整理したいとき
- 画面・機能一覧やデータベース設計の前に、業務の人と議論できるデータの全体像を作りたいとき
- 既存のデータモデルに、オブジェクトや関連を追加したいとき
できること
- 要求取得
- AsIsフロー参照
- ToBeフロー参照
- エンティティ・関連の洗い出し
- データモデル作成
事前に用意しておくもの
要求一覧と業務フローを土台にして作ります。どちらも無いときは作り始めず、先にどちらを作るかを確認します。
| 成果物 | 扱い | 作るエージェント |
|---|---|---|
| 要求一覧 | 扱うモノの出どころになります。どの要求から起こしたオブジェクトかを、関連要求として残します | 要求管理 |
| AsIs / ToBe 業務フロー | 業務で受け渡しされるモノ(伝票・データ・帳票)の洗い出しに使います | AsIs業務フロー作成・変更 / ToBe業務フロー作成・変更 |
| プロジェクト方針 | あれば、実現方式の前提として反映します。標準機能で賄う範囲のモノまでは起こしません | プロジェクト変更方針 |
| 業務要件定義書 / 用語一覧 | あれば、業務ルールと用語をオブジェクト名と項目説明に写します | 業務・非機能要件定義書 |
依頼の例
AIポータルで、次のように依頼します。
- 要求と業務フローからデータモデルを作成してください。
- 受注まわりのオブジェクトと関連を追加してください。
- データモデルに出典と業務項目が入っていないオブジェクトを埋めてください。
そのほか、次のような依頼もできます。
- 販売・在庫・会計の領域に分けて、データモデルを作成してください。
- 用語一覧の「業務で扱うモノ」と表記を揃えて、オブジェクト名を見直してください。
- 「定期便契約」のオブジェクトを追加し、会員・商品との関連を設定してください。
- 要求一覧の要求を、対応するオブジェクトに関連要求としてひも付けてください。
仕上がりの確認ポイント
できあがったデータモデルは、次の点を確認するとよいでしょう。
- 業務の人が読める粒度か: 業務項目と実例(社員コード → E000123 など)は持ちますが、型・桁・キー・制約は書きません。多対多の関連もそのまま持ちます。これらはデータベース設計書で決めます。
- オブジェクトの立て方: 業務で受け渡しされるモノだけを立てます。状態・区分・役割(承認済、通常購入など)は、項目の値か用語一覧の用語として扱います。
- 出典と関連要求: 各オブジェクトに、項目説明・業務項目・出典・関連要求・所属領域が付きます。対応する要求が見当たらないオブジェクトは、関連要求を空のままにします。
- 浮いたオブジェクトが無いか: どの関連にも現れないオブジェクトは残しません。関連には「発行する」「含む」のような業務の言葉のラベルと、1 / N の多重度が付きます。