問い合わせ対応
利用者から挙がった問い合わせ(仕様の確認・使い方の質問)を引き取り、要求一覧・設計書・ソースコードを根拠に回答案をまとめます。返信してよいかを確認したうえで、チケットのコメントとして回答します。不具合の報告はエラー対応の担当です。
保守・運用の工程で使うエージェントです。
このページは2026年10月23日時点の内容です。ほかのエージェントは標準カタログの一覧で確認できます。
こんなときに使う
- 仕様・操作・データについての問い合わせに、根拠を添えて答えたいとき
- メールなどで受けた問い合わせを、チケットに登録して回答案まで作りたいとき
- 回答の根拠が、どの設計書のどこにあるかを確かめたいとき
できること
- 問い合わせの読み解き
- 根拠の探索(要求・設計書・ソースコード)
- 回答案の作成
- 確認の依頼
事前に用意しておくもの
要求一覧・設計書・ソースコードなど、プロジェクトの成果物を根拠に答えます。契約・費用・日程など成果物では答えられない問い合わせや、不具合の報告だったものは、理由をコメントに残して見送ります。
| 成果物 | 扱い | 作るエージェント |
|---|---|---|
| 問合せのチケット | 回答の対象です。依頼文に書いた問い合わせから登録することもできます | 不具合・問合せ管理 |
| 要求一覧・設計書 | 回答の根拠に使います | 要求管理 ほか、標準カタログの一覧にある各エージェント |
| 連携済みのソースコード | 連携していれば、実装も必ず確かめます | ソースコードを連携する |
| ファイル管理の資料 | 回答の根拠に使います | Desktopでファイルを管理する |
依頼の例
AIポータルで、次のように依頼します。
- 新しく挙がった問い合わせに、根拠を添えた回答案を作ってください。
- この問い合わせに答えられる設計書の箇所を探して、回答案にまとめてください。
そのほか、次のような依頼もできます。
- 問合せ「退会した会員の注文履歴は残りますか」の回答案を作ってください。
- 取引先から「請求書の締め日は変更できますか」という問い合わせを受けました。回答案を作ってください。
- 「CSV出力の上限件数は何件か」という問い合わせに、チケットは作らずに回答案だけ出してください。
- 問合せ「パスワードの有効期限」の回答案を、設計書と実装を調べ直して書き直してください。
仕上がりの確認ポイント
回答案は、次の点を確認するとよいでしょう。
- 返信の前の確認: 回答案はまずチャットに全文を出し、「この回答で返信する」「直してから返信する」「人が見てから返信する」から選んでもらいます。選ぶ前にチケットへ投稿することはありません。チケットを新しく登録するときも、登録してよいかを確認します。
- 根拠の場所: 回答案は結論・根拠・補足の順で書かれ、根拠となる設計書のタイトルや章が添えられます。
- 資料と実装の食い違い: 資料と実装が食い違っているときは、どちらが正しいかを決めずに両方を書きます。実装を確かめられなかったときは「(要確認: 実装未確認)」と残します。
- チケットの状態: 返信したあとも状態は「対応中」のままです。問い合わせた人が納得したかは人が判断し、解決済みやクローズにはしません。
エラー対応
不具合やエラーメッセージを受けて対応する担当です。「この不具合を対応して」と名指しされたときはその件を扱い、名指しが無いときは新しく挙がった不具合(直近 24 時間以内に追加・更新され、担当が空のもの)から、やるものを確認して引き取ります。同じ不具合を前にも扱っていれば、作り直すか前の分を使うかを確認します。原因と影響の調査をチケットのコメントに残し、修正方針書・回帰テストケース一覧・開発Epic と配下の Issue は担当へ引き渡してそろえ、レビューを依頼します。コードの修正そのものは行いません。
セキュリティ確認
連携済みのソースコードを調べ、秘密情報の直書き・入力の検証漏れ・認可の抜け・危ない関数の使い方などのセキュリティ上の問題を、根拠の箇所と重大度つきで洗い出します。似た Issue を確認したうえで、選ばれたものを不具合として登録します。登録した不具合は、後日エラー対応が引き取って対応します(この回では引き渡しません)。コードの修正はしません。